弊社オリジナル 床板
様々な床板があり、使用場所も適材適所や好みなどがありますが、弊社はスギの無垢板を標準仕様としています。
もちろん、押し付けている訳でありませんので、お客様のご要望にて変更はできます。
なぜ、傷つきやすい杉を標準にしているんだと思いますが、弊社なりの考えは、「愛着が生まれやっぱり心地よい」からです。
家にいる時は素足の時間が長くありませんか?
スリッパを必ず使用する方は無垢材はおすすめいたしません。
素足と床の感触で杉は柔らかいので、足腰に優しく、時間が経てば自然と木目に沿った凸凹になります。
白色が夏目で柔らかく削られ、色の濃い部分が冬目になり残ります。
傷ついたり経年で凸凹になれば、足つぼ効果も期待でき、調質効果もありますので足がさらさらした感触が気持ちよく、冬は暖かく感じます。
引き渡しの時は汚れ防止などを考え、自然オイルを塗りますが住み始めれば再塗装は必要ないと考えています。
それは、人間の持つ油脂で歩けば自然に塗布され、十数年先には黒光りした床が誕生。(昔あった木造の学校の廊下をイメージしてください)住みながらの経年美が味わえ、傷は良い思い出になり、さほど気にならくなります。
杉以外にも言える事ですが、無垢板にウレタン塗装をしてしまえば、傷が付きにくいのですが、足はひんやりし、シートを貼った床板などと同じで、ペットの足腰に大きな負担になります。
前置きは長くなりましたが、表題のオリジナルとは、
弊社で床板を制作しております。
一部、違う部材が写っていますが、大量に生材としてストックしてあります。
1.2年寝かし乾いた後に加工になります。
生材は安価で購入でき、社員が空いた時間に加工をしてもらっています。
社員を遊ばせる事もなく、仕上がった高い製品を購入をしなくて済みます。
Win-Winの関係がなりたっていますので、当然お客様への価格も下がる事になります。
また、県内にある山の木を使用していますので、地産地消にも貢献していると考えています。
通常市販されている床板は、12㎜、15㎜が多いのですが弊社の床板は18㎜になります。
たった3㎜の違いと思われますが、比べると厚いのです。
もっと厚く出来る刃も用意していますが、24㎜の構造用合板の上に貼りますので費用対効果を考え18㎜にしました。
県内の同業者様も、ご興味が有れば販売させて頂きますので、ご連絡下さいませ(笑)
R5年度 勤続優良従業員 表彰式 人材は宝。
沼田市商工会議所の令和5年度 勤続優良従業員表彰式が先月行われました。
弊社からは勤続20年以上で多能工の木村と事務兼経理の星野2名が表彰を頂きました。
長きに渡って勤務して頂き大変感謝しております。
弊社は創業50周年を迎えられたのも、長きに渡って弊社で活躍してくれている社員のおかげなのです。
簡単な紹介を
左側の作業着を着ている木村は他業種から転職になり、つい数年前までは基礎・外構の専門職だったのですが、手先が器用で何でもこなせるので、もっと仕事の幅を広げてチャレンジしてもらいたいとの思い現在は多能工として頑張っています。
基礎外構はもちろんの事、気密測定や大工の補助など大変助かり、弊社にとって欠かせない人材になっております。
隣にいる女性が星野で事務兼経理を担当してもらっています。
入社した時は社員も数人程でしたが、当時たった1人の事務員でしたので(今もそうですが)兼務は大変だったかなと。
昔の大工さんは破天荒な人が多かったからなぁ。
途中、出産や育児に専念しその後、職場復帰して今に至ります。
今では売上や社員数も当時より増えている中で、今も1人で兼務して頂いております。
弊社も数カ月前の定例会議にて発表しましたが、このように盛大に祝って頂き、
商工会議所を始め関係者の方々、このような場を設けて頂き大変ありがとうございまた。
木材 天然乾燥室倉庫 新築工事
前回はスギ板外壁のお話で終わってしまいましたが、今回は天然乾燥倉庫のお話をいたします。
前回の動画をご覧になられた方や、インスタでもUPしているので、詳しい方は「ん?」と疑問に思うところがあります。
それは、外壁などの仕上げ材の下に貼られている透湿防水シートが無い事です。
雨漏れを防ぐ重要なシートを何故貼ってないのかと。
通常はこのようにピタッと透湿防水シートを貼ります。
それは、今回倉庫と言う事もありますが、外気を建物内に入れたい。
これが重要で、なぜなら生木を倉庫にて保管し自然に乾燥させるのですが、通常は屋外で放置していても2年程度はかかると言われていますので、密閉空間ではもっと時間がかかってしまいます。
そこで、空気が循環出来、コーキングに頼らない雨漏れリスクを最小限には大和張りが良いかなと思い採用しました。
室内から見た写真ですが、土台付近で光が見えると思います。
ここから外気が流入してくるので、透湿防水シートがあると、出来ません。
更に、強制排気の換気扇やシーリングファンも活用し、空気を室内に取り入れる(強制的に引っ張るイメージ)工夫もしています。
燃料(重油・軽油等)を一切使わず、簡易的な装置で木材を乾燥する事で木材本来の香りが強いので、調質効果やリラックス効果も期待が出来ます。
燃料を使わないので、二酸化炭素排出量の削減にもつながります。
換気扇やシーリングファンは数台設置していて、季節(湿度)毎に個別で制御できるようにしています。
この建物は構造計算(許容応力度)を行い耐震等級3。
室内側の壁倍率が少なく、今回使用した部材はJ建築システム(株)さん「耐震開口フレーム」
赤枠の部分
構造計算をしなければ見落とししていた部位、ここの強度で悩んでいた所、とあるご縁でご教授頂き耐震3がとれたのです。
シャッター開口5m。全幅16.5m。
今回なぜ倉庫なのに耐震等級3、それも構造計算(許容応力度)をした理由は、以前もブログで書きましたが、
あっては困るのですが、万が一の大震災が起きた時にここを何らかの形で使ってもらいたい思ったからです。
建築に携わる使命としての考えです。
いよいよ、来月より可動しますよ~。
木材 天然乾燥室倉庫 新築工事
昨年から続いている書類などをしていたら、こちらは全く更新が出来てませんでした。
自分の仕事の遅さに嫌気がさします・・・。
さて、表題の木材自然乾燥室ですが、現場は竣工致しております。
それでも、楽しみにしている(いるのか?)あなたの為に工事状況をUPいたしますね。
外壁材は杉板を使用し、施工方法は大和張りにしました。
〇が一層目で〇が二層目になり、雨仕舞いを考え2層目(上側)の接手は、一層目(下側)の接手より下側に施工する事で、雨漏れリスクを最小にしています。
それともう一つが、切断面の加工ですが、水切れを良くするため少し斜めにしております。
杉板外壁でコストを落とす為に、流通している板材を使用するのではなく、製材されたままの粗削り板を使用しました。
この板を仕上げに使うメリットは
・コストが抑えられる
・塗装の載りが良い
・表面積があるので乾きが早い
・勇ましさがある 等
デメリットは
・手触りが悪い
・見た目が悪い 等
上記はあくまで弊社の考えになります。
超仕上げ(カンナ)で仕上げたほうが表面積が少なくつるつるしているので水はけは良いとお考えもあります。
それも正解だと思います。
しかし塗装するのなら表面積が多い荒木が良いかなと。
無塗装なら超仕上げが良いと思いますが。
これは、各々考えがあると思います
又、板の表と裏があるのですが、丸太の芯側が裏で表皮側が表です。
表側は加工すると綺麗になるので床などの仕上げ面に使われます。
弊社の外壁施工は裏側を使用しているのですが、何故か解りますか?
それは、
裏側の方が水に強いのと、木の性質状、木表側に反るので隙間が空く為です。
見た目と手触りが悪いので指に刺さりやすいのが欠点です。
このような理由で、木表が仕上げ面に使われる理由があると思いますが、性質を考慮して適材適所で弊社は考えているです。
仕事始め 安全祈願 注文住宅 リフォーム リノベ
始めに、
1/1に襲った能登半島地震にて、
被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。
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1/5 毎年恒例の新年顔合わせ後 地元の川田神社にて安全祈願を社員一同行ってきました。
記念撮影をして
社長より挨拶
5日より営業開始しておりましたが、挨拶廻りや社員の有給休暇などもあり、本日より本格的に始動いたしました。
今年度、弊社建徳は1974年に「地域に感謝・貢献・還元」を掲げて、 創業50年になり、更なる飛躍をしていきます。
断熱性能等級
今回は私自身のメモ代わりに記載致します。
住宅の性能のものさしの一つに「断熱性能等級」があり、一般的には断熱性能〇(数字)と呼ばれている。
●2000年4月に品確法により、「断熱等級4」が最高グレードとしてきまり、平成28年省エネ基準もUA値等
が追加されたが、ほぼ同等の内容。
●その後等級4より上のZEHが出来、2009年には「HEAT20」という団体が発足され、ZEHの上位でG1.G2.G3が登場したが、省エネ法としては等級4が最上位だったので、普及されなかった。
弊社もこの時点では、等級4の家造りでした。
●2022年4月ZEH水準の断熱等級5が新設
●2022年10月に等級6(概ねG2と同等)等級7(概ねG3と同等)
地域区分の5地域にみ違う
5.6.7がこの年に一気に新設されたので、最高等級4が中間グレードになる。
●2025年以降は等級4以上が義務化。
2022年3月まで最高等級だった等級4は最低等級になる予定。
今の時代に等級4以下の会社は・・・。
●2030年には「断熱等級5・ZEH基準」が義務化予定.
ここで等級4は廃止になり、不適合になる。
これから新築を考えるなら等級5以上が必須。
建徳の考えは6以上。
それは、地域区分で南の温暖地域から関東近県までZEH性能で等級5はUA値0.6となり等級5の範囲が多すぎる。
特に沼田市は地域区分が4(一部3)なのに、温暖地域と同じ性能に?疑問がある為。
後から性能を上げるのは大変なので、6以上は必須だと思う。
ここに記載したのは私自身のメモになりますので、語弊があるかもしれません。
忘年会
社員との親睦の為、12/23に忘年会を開催いたしました。
今回の参加人数は17人です。
昨今の若い方はこういった行事を嫌いますが、体調不良と緊急の用以外では全員の参加になりました。
普段、言えないようなこともお酒の力で、盛り上がっていました。
皆がいるから会社が成り立つのです。
嫌な事・困難な事が沢山あるでしょう。
都度、その壁を乗り越え、お互いをフォローしあい、
一緒に盛り上げていきましょう。
来年は、大工で新入社員がきます。
情報化社会では時間軸が目まぐるしいので、
時代の波に飲み込まれない様に、
建徳はどんどん加速していきます。
この若きチームワークで今後もよろしくお願いいたしますね。
M様邸 G2 新築 群馬県 注文住宅 高気密高断熱 K-style α
長期優良住宅 耐震等級3(許容応力度計算) UA値0.36w/㎡k トリプル硝子 付加断熱 c値0.2
昨年の今頃は敷地内にお生い茂っていた樹木を伐採し、丸太等を運搬してたのですが、その時は雪が道路にあり、現場に行けない日もありましたが、今年は暖冬で雪がありません。
さて、現場ではアプローチ工事になります。
転圧
砂にて不陸調整
サークル
下地を転圧後に、インターロッキング舗装を行います。
シンボルツリーを植え、いよいよ完成です。
これから、一緒に成長出来るように背丈は1.5m程。
完成後の気密測定は、煙突があるので少し悪いかなと思いましたが、結果は0.2。
画像は見ずらいですが、赤枠の0.18になり、四捨五入で0.2になります。
最後に暖炉の火入れの様子です。
M様
伐採から始まり、長きにわたって大変お世話になりました。
これからがお付き合いの本当の始まりです。
末永くよろしくお願いいたします。
木材 天然乾燥室倉庫 新築工事
倉庫の新築工事が3現場重なり、
温室付車庫は、躯体工事が終わり、只今土間工事の真っ最中。
自社物件の2棟はどうしても後回しになってしまいますが、貸し倉庫はおかげさまで借り手様が見つかりましたので、急ピッチで作業を行っています。
さて、表題の木材天然乾燥室は、基礎工事だけは10月に終わっていました。
近所の方や知人等からは、「上棟は?」「いつ建つ?」などと耳が痛い程言われていましたが、今月に入り、建て方工事がやっと始まりました。
基礎高1m
ようやくスタート
建て始めれば早いのです。
建て方と同時に外壁材の塗装も開始。
大量の杉板
防腐処理中
外壁材は私の大好きな杉板で、塗装はウッドロングエコを使用。
写真では変色してませんが、紫外線に当たると綺麗な色に変化するのです。
年内の完成にむけて、大工さんよろしくお願いいたします‼
M様邸 G2 新築 群馬県 注文住宅 高気密高断熱 K-style α
長期優良住宅 耐震等級3(許容応力度計算) UA値0.36w/㎡k トリプル硝子 付加断熱 c値0.2
完成見学会も終わりましたが、弊社の工事はまだ続いていました。
実は外構工事も承っております。
建物廻りはヒートアイランド現象の対策として「エコクリーソイル」を使用。
エコクリーンソイル入荷
均し中
散水
下地の盤を作ったら、均して散水して終わり。
このエコクリーンソイルは散水のみ転圧が不要なのですが、散水が重要なので時間が一番かかります。
丁寧に、ムラなく。
駐車場は普段より厚く施工する事で使用ができます。
環境にやさしいエコクリーンソイルで温暖化対策いたしませんか?
1974年創業 おかげさまで50周年を迎えました
表題の通り、1974年に大工業として独立し、当時は第一次オイルショックの中、勢いだけで開業。
その後、バブル崩壊、消費税導入、リーマンショック、東日本大震災、最近の3大ショック(コロナショック、ウッドショック、ウクライナショック)などで景気が低迷した時も、何とか生き残る事ができ、紆余曲折を経て無事に今年で50周年を迎える事が出来ました。
そこで、日ごろ大変お世話になっています皆様をお招きしささやかではありますが祝賀会を開催いたしました。
当日は社員一同でお招きして、
ご来場頂いた皆様は建設関係に係っている方がほとんどでしたので、最初の15分を記念講演としまして、
労働安全コンサルタントの茂木昭夫様をお招きし、安全確保の「危険予知」や「指差し呼称」の重要性のお話を聞き、
弊社代表の徳江よりご挨拶。
続いて、公私共にお世話になっております、「医療法人源医会 藤塚クリニック」藤塚先生より、お祝いの一言を頂き、
弊社が大変お世話になっております、「萬屋建設」須田社長様にもお祝いのお言葉頂きました。
ここでは紹介しきれませんが、まだまだ沢山のお言葉や祝辞を頂き、誠にありがとうございました。
ここで弊社代表の幼馴染で、設立時には大きなサポートをしていただきました「ダイニングバー青」青柳様のご発生で乾杯になりました。
楽しいお時間はあっという間に終わってしまいましたが、本日はお忙しい中ご出席頂きまして、誠にありがとうございました。
これから、厳しい時代に突入す中で、60年、70年と持続が出来る為に、社員一同精進していきますので、今後もご指導の程よろしくお願いいたします。
沢山のお心遣い大変感謝いたします。
ダイニングバー青さんにて2次会の様子
この後3次会、4次会を開いて頂き、自宅に帰ったのは深夜の1時・・・。
13時から始まり1時まで。
皆様、遅くまで本当にありがとうございました。
建て方が続く
貸し倉庫の基礎も終わり、材料が入荷いたしました。
この倉庫の骨組みは鉄骨になります。
工務店なので、木では?と思われるかもしれませんが、実は身内が鉄工所を営んでおりますので、鋼材も扱う事が出来ます。
弊社の大工と多能工職人で組み立てます。
軸組みが終われば、屋根工事になります。
続いて、別現場では、車庫・倉庫・温室の一体の工事が始まっています。
配筋検査も終わり、この後にコンクリートの打設。
今回も布基礎なので、土間部は建て方が終わってからの工事になります。
こちらの建物は鉄骨造ではなく、木造。
弊社の社員教育に賛同していただき、プレカットではなく、大工の手作り(墨付け・刻み)になります。
大工さんの腕の見せ所です。
一部を紹介。