家族の「寒い」「暑い」をゼロにする高気密高断熱住宅[現場のプロが語る“本当の快適”]
梅雨なのに猛暑が続き、雨が降らないなと思っていたら、全国で局所的なゲリラ豪雨。
ここ数年は今まで考えられないような異常な現象が多発していますね。
猛暑に豪雨、大地震など常識を超える事が今起きてますので、今できる最善の対策を心がけてくださいませ。
さて、表題の件で少しお話をさせていただきます。
冬の朝、裸足で床を歩くと「ひゃっ!」としますよね。
また夏の夕方、帰宅して玄関を開けると感じるあのムワッとした湿気──。
「高気密高断熱住宅」はそんな、家族の小さな声に応える技術です。
プロの現場で培ったノウハウを、家づくり初心者のあなたにもわかりやすく説明しますね。
「高気密高断熱住宅」がSNSや施工事例で盛んに話題ですが、実際の現場ではどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?室蘭工業大学名誉教授・鎌田紀彦先生が提唱した“新住協のQ1.0住宅”(超省エネ高断熱高気密住宅)をベースに、壁の中にこだわる本当の理由を解説します。

新住協のQ1.0住宅とは?──結露を防ぎ、省エネを極める
一般社団法人 新木造住宅技術研究協議会(新住協)は、1984年に鎌田紀彦先生が「シート気密工法」を提案し、2002年には「ボード気密工法」を確立。
そこから発展した「Q1.0住宅」は、機械設備に頼らず断熱気密性能を最大化し、暖房エネルギーを半分以下に抑えることを目指しています。
現場での施工ポイント──気流止めと気密シートの威力
高断熱材を入れるだけでは性能は発揮されません。新住協の手法では、
- 気流止め設置
- 壁の隅々で空気の流れをシャットアウト→結露ゼロ
- 防湿・気密シート施工
- 断熱材と下地ボードの間に超気密層を形成→熱損失を最小化
- C値(気密測定)で数値保証
- 「測って」「合格して」「見える化」。家の隙間を可視化する安心感。
お客様の声:「冷たい廊下がなくなって、朝の支度がラクになりました」(沼田市・M様)
住み心地のリアルデータ──温度差のない快適性
- 全室暖房でも暖房負荷が半減:Q1.0住宅なら、従来の個室暖房と比べてエネルギー消費が2分の1以下に。 エアコン2台で稼働が実現(上下階各1台)
- 外気に左右されない安定した室温:冬の朝、廊下や脱衣室が冷えず、家中どこでも快適。 各室の温度差少ない。
- 結露・カビリスクの大幅低減:壁内結露を防ぐことで、構造材のカビや腐朽も抑制。 構造材の長寿命化(将来のメンテコストを抑制)
デメリット&注意点──施工精度とコストのバランス
- 施工ミスが致命傷に:気流止めやテープの小さな隙間が、断熱性能を大きく下げるリスクがあるので、新住協認定の加盟店での施工を推奨します。
- 工期とコストがやや上がる:一般的な建売住宅に比べ、手間と人件費がかかるため価格は10~15%アップ。 ただし、光熱費削減と長期メンテナンスコストを含むライフサイクルで補える事でしょう。
群馬の地元工務店だからできる“安心の対応”
新住協加盟店として、地元の気候風土や湿気特性を熟知。
・赤外線検査&C値試験:施工前後に数値で安心を保証
・アフターフォロー:無料の毎年点検
・地域ノウハウ:群馬の湿気対策・冬季融雪配慮もバッチリ
まとめ
「高気密・高断熱住宅」は、SNS上のトレンド以上に、現場での“見えない手間”が性能を左右します。
「高気密・高断熱住宅」はデータの話ではなく、家族の“寒い” “暑い” “ムシムシ”をゼロにするための施工技術。
初期コストはかかりますが、家族の健康と笑顔、長期のランニングコストを考えれば、むしろ賢い選択なのです。
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