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【 群馬県 沼田市 工務店 】ヒートショックの怖い季節、冬

寒い冬がやってきますね

みなさんのお家はもう冬の準備はできているでしょうか?

冬場、室温は18度程度ないと健康リスクが上がってしまうのはご存知ですか?

一説によると、冬季の室温は18度以上ないと、脳卒中や血液上昇、

呼吸器の弱体化、血栓感情動脈血栓症リスクの増大などが起こってしまうそうです

どんなことが起きるかまとめてみました

(参照:YKKAP 出典:慶応義塾大学理工学部 伊香賀教授)

1. 低体温症のリスク

室温が極端に低い環境に長時間いると、体が体温を維持できなくなり、低体温症になる危険性があります。特に暖房が不十分な部屋で寝ると、寝ている間に体温が低下しやすいです。

2. 血圧の上昇とヒートショック

寒さは血管を収縮させ、血圧を上げる原因となります。血圧が急激に上がると、心臓や脳に負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすリスクが高まります。

3. 免疫力の低下と風邪・インフルエンザ

寒さにさらされることで体温が下がると、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかるリスクが高まります。

4. 関節や筋肉への影響

寒い環境は関節や筋肉に硬直を引き起こし、痛みや不快感を感じやすくなります。リウマチや関節炎など、慢性的な痛みを抱える人にとっては、室温が低いことで症状が悪化することがよくあります。

5. 睡眠の質の低下

室温が低いと、体が冷えたままでは深い眠りに入りにくくなります。快適な睡眠を得るためには、寝室の温度を15~20度程度に保つことが推奨されています。

6. 精神的なストレスやうつのリスク

寒さが続くと、体だけでなく心にも影響が出ます。特に冬の季節には「冬季うつ」や「季節性情動障害(SAD)」と呼ばれる状態が起こりやすく、冷たい環境にいることで気分が沈みやすくなります。

上記で紹介した、ヒートショックですが、ヒートショックによる死亡事故は

特に冬季に多く発生し、日本では年間1万人以上が亡くなっていると推計されています。

ヒートショックとは、寒暖差によって血圧が急激に変動し、

心臓や血管に大きな負担がかかる現象です。

特に冬場、寒い廊下から、急に暖かい部屋に移動したり、

温かいお湯に入浴する際に発生しやすく、

高齢者や持病のある方にとっては命に関わるリスクとなります。

ヒートショックによる事故は、特に浴室で発生することが多く、

急な血圧の変化が原因で失神や心臓発作が起こるケースもあります。

ヒートショックを防ぐためには、室温の差を小さくする工夫が大切です。

例えば暖房器具を入れて、浴室やトイレなども適度な温度に保つ、

入浴前に脱衣所を温めるといった対策が効果的です。

また、入浴時は急に熱いお湯に浸からず、

まず体の末端、手や足先をシャワーで温めるようにするだけでも効果があります。

特に、高齢者や持病を持つ方は気をつけてください。

利根沼田地域は降雪も多く、古いお家は断熱があまり良くないこともあるかと思います

暖房機器で温かさが補えればいいですが、それで足りない場合は

住宅のプロがいる建徳に連絡してくださいね。

いつでも相談承ります!

2024/11/04  | ブログ,豆知識