性能向上リノベ デザインアワード2022
今回初開催となります「性能向上リノベ デザインアワード2022」。
テーマは断熱と耐震性能の向上です。
脱炭素社会に向けてエネルギーの削減が大きな問題になっていますが、住まいづくりでは断熱性能の向上が今話題になっています。
2022年10月より上位グレードが新設せれましたが、未だに「そんな等級はいらない」など我々業界サイドでは言われています。
確かに、断熱強化すればイニシャルコストが高くなりますが、ランニングコストも考えてもらいたいのです。
コロナ禍で始まったウッドショックに続き電気代がウナギ登りに上昇しております。
物価の上昇があり、家計負担を考えると外食や光熱費の我慢も考えなくてはいけなくなるのでは?
例年よりも1~2度温度変更をしたいと思うところですが、断熱性能が悪いと、たかが1~2度なのに寒く感じてしまうと思いますので、これからは間取り以上に耐震はもちろんの事ですが断熱も考えてください。
話がそれてしまいましたが、表題のデザインアワード弊社もエントリーしております。
結婚を機に親と同居する事が決まり、今ある建物を解体して新築する案もありましたが、昔ながらの立派な建物で建築面積も大きく、同じ大きさで建てれば建築コストが大幅にオーバー。
更に解体費も考えなくてはいけませんので、限りある予算の中で性能向上リノベを行いました。
最初の難題は1階部分の至る所で雨漏れしてました。瓦を一旦降ろして下地からやり直して防水工事は完了。
耐震の為には瓦より金属板金の方が軽く有利ですが、傷んでなく勿体ないので再利用しました。
次の問題はコスト、金額です。
建物が大きすぎる為、基礎・屋根・骨組みを残すいわゆるスケルトン工事をすると予算オーバーは目に見えていましたので、高性能断熱材追加とサッシュはインプラス窓を追加で断熱性能向上しました。
このouchiは基礎・屋根・外壁材は残し水回りから性能向上リノベーションを実現しました。
弊社は持ち家があれば、このような性能向上リノベをおすすめします。
最後ですが、
[性能向上リノベ デザインアワード]共感できれば、是非弊社に投票お願いします 。