「古い家は壊すしかない?群馬で考えるリノベーションという選択肢」
毎日毎日連日の雨。
またまた台風が発生しているけど、温暖化の影響でルートがいつもと違いますよね?
詳しい方誰か教えてください。
さて表題ですが、
家づくりを考えたとき、
まず「新築」を思い浮かべる方が圧倒的に多いと思います。
ただ、最近は建築費も上がっていますし、
「今ある家を直して住めないかな」
「実家を活かせないかな」
「古い家だけど、壊すしかないのかな」
という相談も増えています。
そんなときに一度考えてもらいたいのが、
リノベーションという選択肢です。

■古い家でもリノベーションできる?
結論から言うと、
古い家でも、建物の状態によっては十分リノベーションできます。
実際、昔の家を見ていると、
太い柱や梁が使われていて、迫力がありまだ十分使えることもあります。
もちろん、古ければ何でも残せるわけではありません。
構造が傷んでいないか。
雨漏りしていないか。
シロアリ被害がないか。
耐震性はどうか。
こういったところを確認したうえで、
「残せるところ」
「直した方がいいところ」
「新しくした方がいいところ」
を分けて考えていきます。
建徳では、最初から「壊す」「残す」と決めるのではなく、
まず建物を見て判断します。
■リフォームとリノベーションは何が違う?
よく聞かれるのが、
「リフォームとリノベーションって何が違うの?」
ということです。
簡単に言えば、
リフォームは、古くなった部分を直したり交換したりする工事。
リノベーションは、造語と思ってますが、それに加えて、
今の暮らしに合わせて家そのものをつくり直していく工事
というイメージです。
例えば、
昔ながらの細かく分かれた部屋をつなげる。
寒かった家に断熱を入れる。
水まわりの位置を変える。
家事動線を見直す。
こうした工事まで行うと、
同じ家でも住み心地はかなり変わります。
■群馬の古い家で特に考えたいのが「寒さ」
群馬、特に利根沼田地域では、
冬の寒さをどうするかはかなり大事です。
昔の家は、
柱や梁はしっかりしていても、
断熱性能は今の住宅とは大きく違うことがあります。
なのでリノベーションするなら、
内装だけきれいにするのではなく、
壁や床、天井の断熱。
窓。
すき間。
暖房の効き方。
このあたりまで一緒に見直した方が、
工事後の満足度は高くなります。
見た目がきれいになっても、
「冬はやっぱり寒い」
では、少しもったいないですよね。

リノベーションは、大工の判断が必要な場面が多い
新築の場合は、
基本的に図面どおりにつくっていきます。
でもリノベーションは違います。
壁を開けてみたら、
想定していたところに柱があった。
床を剥がしてみたら、
傷んでいる部分が見つかった。
昔の施工方法で、
今の図面どおりには納まらない。
こういうことは普通にあります。
だからリノベーションは、
現場を見ながら判断できる大工の経験がとても大切です。
建徳では自社大工が施工しています。
「ここは残した方がいい」
「ここは補強した方がいい」
「この梁は見せた方が格好いい」
そんなことを現場で考えながら、
その家に合う形に直していきます。
これは、リノベーションの面白さでもあります。

新築とリノベーション、どちらがいい?
これは家によって違います。
建物の状態が悪ければ、
建て替えた方がいい場合もあります。
逆に、
構造がしっかりしている。
思い入れのある家を残したい。
実家を活用したい。
今の土地が気に入っている。
新築より予算を抑えたい。
こういった場合は、
リノベーションを検討する価値があります。
大事なのは、
「古い家=壊す」
と最初から決めないこと。
一度建物を見てから、
新築とリノベーションを比べても遅くありません。
群馬で古い家のリノベーションを考えている方へ
「築年数が古いけど大丈夫?」
「実家を直して住める?」
「どのくらい残せる?」
「新築と比べてどちらがいい?」
こんな相談でも大丈夫です。
建徳は群馬県沼田市を中心に、
利根沼田地域や群馬県内で、
新築・リノベーション・リフォームを行っています。
古い家だからといって、
すぐ壊す必要はありません。
使えるものは活かして、
これからの暮らしに合う家につくり直す。
まずは今の家がどういう状態なのか。
そこから一緒に見ていきましょう。

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神社再建工事が進んでいます|大工の手仕事と木材加工を紹介
連日の雨模様で朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね。
早朝は冷え込んでますので、風邪をひかないように体調に気をつけてください。
今回は、以前から進めている地元の神社再建工事について。
SNSではちょこちょこと載せていますが、ここでは紹介していませんでした💦
現場では、7月に地鎮祭を行い、まだ建物の形にはなっていません。

今は建徳の作業場で、大工たちが木材の加工を進めています。
私も作業場を見ていますが、普段の住宅とはやっぱり仕事の雰囲気が違います。
一本の木を前にして、墨を付けて、削って、合わせて。
「ここまでやるんだな」と、改めて大工の仕事の細かさを感じています。

■神社の再建工事では、どんな木材加工をするのか?
神社の再建工事では、柱や梁などの木材を建物の形に合わせて加工し、木と木がきれいに納まるよう、大工が細かく調整していきます。
普段の住宅では、なかなか見ることのない形の加工もたくさんあります。

ただ寸法通りに切れば終わり、という仕事ではありません。
木と木をどう組み合わせるのかを考えながら加工して、一度合わせてみる。
そして、少し削る。
また合わせてみる。
そんな作業を繰り返していきます。
もちろん今は、機械で加工できる部分もたくさんあります。
ただ、神社のような建物になってくると、全部が機械だけでピタッと終わるわけではありません。
最後の細かな納まりは、大工が実際に木を見ながら調整していきます。
ここは、見ていて面白いところですね。
■神社の木材加工は一般住宅と何が違う?
基本となる大工の技術は、住宅も神社も同じです。
ただ、神社には神社ならではの形や納まりがあります。
普段の住宅ではあまり出てこない加工があったり、一本一本の木材を細かく調整したり。
作業を見ていると、住宅とはまた違った技術が必要なんだなと感じます。
特に木造の建物は、図面の寸法だけでは決まりません。
実際の木を見て、どう使うのか。
どう加工するのか。
そこに大工の経験が出るのです。
■同じ木材でも、一本一本違います
木って、同じ種類でも全部同じではなく、木目も違えば、クセも違います。
少し反っていたり、加工してみると思っていたのとは違う動きをしたりすることもあります。
そこを見ながら、
「こっちを使おうか」
「もう少しここを落とそうか」
と、大工が判断していくんです。
図面に書いてある寸法は、もちろん大切です。
でも、それだけでは建物はできない。
今回の神社再建工事を見ていると、それがよく分かりますね。
役物の加工はだから面白い!!

■大工の仕事は、建て始める前から始まっています
完成した建物を見ると、どうしても屋根や柱、外観などに目がいきます。
でも実際には、そのずっと前から大工の仕事は始まっています。
手作業は本当に時間と手間がかかるのです。
木材を並べる。
墨を付ける。
切る。
削る。
合わせる。
そして、また調整する。
完成すると見えなくなってしまう部分ですが、そこにかなりの時間を掛けています。
今回の神社再建では、その工程が特によく分かります。
派手な作業ではありません。
むしろ地味です(笑)。
でも、この地道な仕事がなければ、現場で木を組み上げることはできません。

■社員大工がいる建徳だから、受け継いでいきたい技術
建徳には社員大工がいます。
普段は新築住宅やリフォーム、リノベーションなどの工事をしていますが、今回のような神社再建の仕事に携われる機会は、そう何度もあるものではありません。
だからこそ、完成させることだけではなく、この仕事を若い大工たちにも見てもらいたいと思っています。
先輩大工が、どこを見ているのか。
どう墨を付けるのか。
どういう順番で加工していくのか。
どこで「もう少し調整しよう」と判断するのか。
こういうものは、言葉だけではなかなか伝わらないのですよね。
同じ作業場で、一緒に仕事をしながら覚えていく。
大工の技術というのは、こうやって受け継がれていくものなんだと思います。
建徳としても、こうした技術はこれから先も大切に残していきたいですね。
■これから神社が現場で組み上がっていきます
現在はまだ木材加工の段階ですが、このあと加工した木材を現場へ運び、少しずつ神社の形になっていきます。
今、作業場に並んでいる一本一本の木が、現場でどこに納まるのか。
私も完成まで見るのが楽しみです。
作業場に伺うと、毎日違う加工をしていて新鮮でした。
神社再建や一般住宅もそうですが、どうしても完成した姿に目がいきますよね。
でも、せっかくなので建徳では、その途中の工程もできるだけ紹介してるのです。
家づくりでも神社でも、完成すると見えなくなってしまうところに、大工の仕事がたくさんあります。
これから建物が組み上がっていく様子も、またブログでご紹介します。
■神社再建工事について、よくある質問
Q. 神社再建では機械加工だけではできないのですか?
A. 現在は機械を使って加工できる部分も多くあります。ただ、木の状態や細かな納まりによっては、大工が実際に木を確認しながら手作業で調整する工程があります。
Q. 神社の木材加工は住宅と違いますか?
A. 基本となる大工の技術は共通していますが、神社特有の形状や納まりがあり、一般住宅ではあまり行わない加工が必要になる場合があります。
Q. 建徳では誰が神社再建工事を行っていますか?
A. 建徳の社員大工を中心に木材加工や現場作業を進めています。今回の工事は、若い大工が先輩の技術を間近で学ぶ機会にもなっています。




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既製品にはない魅力。暮らしに合わせてつくる「造作」のある家
沼田市の一大イベントの一つ、沼田花火ショーが無事に開催されました。
大会前日まで、秋雨前線の影響で雨が連日降っていて心配してましたが、なんとか打ちあがりましたね。
実行委員会の皆様、関係各位様、大変お疲れ様でした。

さて建築ブログですが、
家づくりを考えていると、「造作」という言葉を目にすることがあると思います。
造作とは、その家や場所に合わせて、大工が現場でつくる家具や空間のこと。
既製品の家具を置くのとは違い、寸法や使い方、周囲とのバランスまで考えながら、その家に合わせてつくることができます。
建徳でも、暮らし方や間取りに合わせて、さまざまな造作を取り入れています。

今回、建徳の大工が加工していた一枚の木材。
切って、削って、何度も合わせながら少しずつ形にしていき、完成したのは窓際のベンチでした。
既製品のベンチを置くのではなく、その窓、その場所に合わせてつくる。
寸法を合わせられるのはもちろんですが、造作の魅力はそれだけではありません。
「ここで本を読みたい」
「外を眺めながら、ちょっと休みたい」
「家族が自然と座れる場所が欲しい」
そんな「そこでどう過ごしたいか」から考えられるのも、造作ならではの良さです。
【造作だから、できること】
既製品の場合は、家に合うサイズやデザインの商品を探すことになります。
造作はその逆。
その場所に合わせて、一からつくることができます。
空間にぴったり合わせる。
使う人に合わせて高さを考える。
周囲の壁や床、窓とのバランスを整える。
このお家、この場所、この暮らしのためにつくるからこそ、同じものはどこにもありません。
一からつくることで生まれる「唯一無二の価値」が、造作の魅力だと私は考えているのです。
【家具だけではない、暮らしに合わせた造作】
造作というと、棚や収納などの「造作家具」をイメージする方も多いかもしれません。
でも、家づくりでできる造作はそれだけではありません。
例えばキッチンのカウンターテーブル。
食事をしたり、ちょっと腰掛けて話をしたり。
キッチンの近くにひとつ居場所があることで、家族の過ごし方も変わります。
壁掛けテレビのためにつくった壁では、テレビを掛けるだけではなく、配線ができるだけ見えないように工夫することもできます。
階段下のスペースを活かして、落ち着いて過ごせるヌックをつくることもあります。
窓際のベンチも、キッチンカウンターも、テレビまわりも、階段下のヌックも、形や用途はそれぞれ違います。
でも、考え方は同じです。
「ここに何をつくるか」だけではなく、
「ここを、どう使う?」
「ここで、どう過ごす?」
そこから考えていきます。
【大工がつくるから、家の一部になる】
造作は、図面を描けば完成するものではありません。
実際の現場で寸法を確認し、木材を加工し、何度も合わせながら大工が形にしていきます。
数ミリを調整したり、周囲との納まりを確認したり。
そうした大工の仕事を重ねながら、お家の一部として仕上げていきます。
建徳には社員大工がいます。
お家を建てるだけではなく、そのお家での暮らしを想像しながら、一つひとつ形にしていく。
それも、私たち建徳が大切にしている家づくりのひとつです。
【どう使う?どう過ごす?から考える家づくり】
家づくりでは、間取りや性能、デザインなど、考えることがたくさんあります。
もちろん、どれも大切です。
でも、その先にあるのは毎日の暮らし。
朝、どこで過ごすのか。
家族とどこで話すのか。
一人でゆっくりしたいとき、どこに座るのか。
そんな日常まで想像してみると、その家に本当に必要な場所が見えてくることがあります。
既製品の中から選ぶだけではなく、その家族のためにつくるという選択肢。
「こんな場所があったらいいな」
そんな想いを、大工の手で形にできることも注文住宅の楽しさです。
建徳では、家に暮らしを合わせるのではなく、
そこで暮らす人に合わせた家づくりを大切にしています。
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ボルトについた、この印は何?建徳が「締めて終わり」にしない理由
いよいよ今週末9/12日(土)に沼田花火が開催されます。
実行委員会の方々が2月頃から、開催に向けて安全対策やエンターテインメント性など様々な課題をクリアして、本番間近になりまたね。
長い時間、委員会で熱い議論を繰り返してここまできましたので、最後まで気を緩めずに頑張って頂きたいです。
今週は雨雲が心配ですが、当日天気になってくださーい。
さて表題の
家づくりの現場を見ていると、完成してからでは分からない小さな工夫がたくさんあるのです。
今回ご紹介するのは、その中のひとつ。
建て方の際、羽子板ボルトを締めたあとに、建徳の大工がペンで印をつけています。

「この印、何のため?」
そう思う方もいるかもしれません。
実はこの小さな印にも、きちんと理由があります。
【羽子板ボルトは「強く締めればいい」わけではありません】
建徳では羽子板ボルトを施工するとき、
仮締め → 本締め → ペンでチェック
という順番で作業しています。
最初から一か所を強く締め切ってしまうのではなく、まずは仮締め。

全体の状態を確認しながら本締めしていきます。
考え方としては、車のタイヤ交換でホイールナットを締めるときと似ています。
一か所だけを先に強く締めてしまうと、まだ締めていない側が浮き、全体が均等に固定されないことがあります。
だから、順番を見ながら締めていくんですね。
そして、最後に大切にしているのが、本締め後のペンチェックです。
建て方は、一人の大工だけで行う仕事ではありません。
複数の大工がそれぞれの場所で作業を進めていきます。
だからこそ、
「誰かが締めたはず」
「もう確認してあるだろう」
という思い込みをなくすことが大切です。
本締めと確認が終わったボルトに印を残しておけば、確認済みであることが目で見て分かります。

確認したことを、見える形にする。
そのための印なんですね。
弊社建徳は、大工が手間をかけて仕事をすることは当たり前だと考えています。
ただ、「丁寧にやっています」だけではなく、
誰が見ても確認できるようにしておくことを心がけています。
仮締めをする。
本締めをする。
そして、確認した印を残す。
一つひとつは小さなことですが、お家造りはこうした作業の積み重ねでできています。
完成すると見えなくなってしまう部分だからこそ、建築中にどう施工し、どう確認しているか。
建徳では、これからも一つひとつの工程を確実に積み重ねながら、家づくりを続けていきます。
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