木材乾燥室倉庫 新築工事
地鎮祭も終わり、いよいよ着工になります。
今回の建物は自社倉庫です。
今まではお客様優先としてきましたが、数年前より山から伐採していた原木の置き場が手狭になり、いよいよ着工となりました。
この倉庫では、原木から製材された、その材料を天然乾燥する為に建てるのです。
人工乾燥は燃料(重油や軽油)を使った乾燥方法のためコストもかかりますが、乾燥前の生材を低コストで仕入れ、燃料を一切使わない天然乾燥によって、仕入れコストを削減します。
(当面は弊社所有の原木が大量にストックされているので、購入の心配はありませんが)
また、木材本来の香りも残り調湿効果やリラックス効果も期待できます。
燃料も使わないので、二酸化炭素排出量削減にもつながりますので、住宅におけるLCCMの促進になります。
なお、弊社はSDGs先進企業として群馬県で採択されてます。
群馬県の「SDGsぐんまビジネスプラクティス」の事例企業47社の中の1社に選出されました。高い断熱性能でヒートショックゼロを目指した健康住宅、廃材を利用した木製小物などの製作・販売など、持続可能な家づくりが評価されました。
天然乾燥で一番大きな問題は乾燥時間ですが、倉庫内の通気性をコントロールしながら、乾燥時間を1/2に短縮。
大がかりな設備を必要とせず、最も簡素化したやり方での木材乾燥の挑戦になります。