「群馬 工務店」UA値0.28・C値0.3以下。群馬で本当に暖かい家を建てるために知っておいてほしい断熱気密の話
家は家族を守る。
建徳の「6つの高品質」宣言 断熱気密性能その1
家づくりの相談を受けていると、「暖かい家にしたいです」という声は本当に多いです。
特に群馬県、ここ沼田あたりは冬の冷え込みが厳しいですから、なおさらですよね。
ただ、そのあとに続く言葉が「断熱とか気密って、正直よくわからなくて…」という方も少なくありません。
専門用語が多くて、数字ばかり並ぶと、?が増えていき、ちょっと身構えてしまいますよね。
今日はそんなあなたに向けて、UA値0.28W/㎡K・C値0.3以下・断熱等級6〜7という建徳の基準について、できるだけ噛み砕いてお話ししてみようと思います。
そもそも「UA値」「C値」って何?
まずよく聞く「UA値」。
これは簡単に言うと、家の中の熱がどれくらい外に逃げやすいかを表す数字なのです。
数値が小さいほど、熱が逃げにくい=断熱性能が高い家、ということになります。
イメージとしては、冬に着るダウンジャケットを思い浮かべて頂ければ想像しやすいと思います。

ペラペラの上着と、しっかり羽毛が入ったダウンでは、同じ外気温でも暖かさが全然違いますよね。
UA値は、家が「どれくらい分厚いダウンを着ているか」を示す数字だと思ってもらうと分かりやすいです。
一方で「C値」は、家のすき間の量を表す数字です。
こちらも小さいほど優秀で、C値0.3以下というのは、かなりすき間が少ない状態を意味します。
どんなに良い断熱材を入れても、すき間だらけだったらどうなるか。
せっかく暖めた空気が、ストローで吸うみたいに外へ逃げていきます。
C値は、その「ストロー(穴)の数がどれくらいあるか」を示している、と考えるとイメージしやすいですね。
断熱等級6・7って、実際どれくらい違うの?
最近よく耳にする「断熱等級6」「断熱等級7」。
これは国が定めた断熱性能の基準で、数字が大きいほど性能が高くなります。
正直に言うと、等級4でも「法律上は問題ない家」は建ちます。
現時点の等級4ですが、2021年頃まで最高基準で、実際は「断熱しているつもり」だが、快適とは言いにくい性能でした。
そこで5・6・7が一気に新設されたんですね。
そして今は等級4以上が基準の義務となり、2030年以降からは等級5以上が義務になると決めています。
これ、かなり重要な事なんですが、いまだに等級4を進めている会社は多くあるのです。
実際の体感としては大きな差があるのですよ。
たとえば、冬の朝に布団から出る瞬間。
等級6以上の家だと、「うわ、寒っ…」という感覚がかなり和らぎます。
これは暖房をガンガン使っているからではありません。
ouchiそのものが熱を逃がしにくく、すき間も少ないから、前日の暖かさがそのまま残っているんです。
建徳では、UA値0.28前後、C値0.3以下を目標に設計・施工しています。
これは断熱等級6をしっかりクリアし、条件によっては等級7に近いレベルです。
数字だけ良くても、意味がない理由
ここでひとつ、大事な話を書くと、UA値やC値は、あくまで「結果の数字」机上の計算です。
カタログに書いてある数字だけを見て家を選んでしまうと、思わぬ落とし穴があるのです。
たとえば料理で言うなら、「最高級の食材を買った」だけでは、美味しい料理にはなりませんよね。
下ごしらえや火加減、隠し味など、ちょっとした手間があって、初めて美味しくなりますよね。
家づくりも同じで、断熱材の種類だけでなく、どう施工するかがとても重要なんです。
断熱材の入れ方、気密シート・テープの張り方、コンセント周りの処理等。
それと一番重要なのが、施工者の意識なんです。
こういった細かい部分の積み重ねで、実際の性能は大きく変わります。
建徳では、気密測定を実際に行い、C値を数字で確認しています。
「たぶん大丈夫」ではなく、「測って確認する」事で、ヒューマンエラーの防止の為に。
これは、弊社建徳の意識向上の為に、無料で行っていますので結果的にはサービスの一つと考えています。
このひと手間が、住んでからの快適さにつながるのです。
群馬で「暖かい家」を実感できる理由
群馬の冬は、晴れていても冷えます。
朝晩の冷え込みは特に厳しいですよね。
そんな地域だからこそ、断熱と気密はごまかしがききません。
実際に建徳で建てたお客様からは、「エアコン一台で家全体が落ち着く」「朝起きたときの寒さが全然違う」という声をよくいただきます。
(これは特別な設備を入れているからではなく、基本作業を当たり前に普通にしているだけなんです。)
いわば「燃費のいい家」なんです。
少ないエネルギーで、快適な状態を保てる。
長く住むほど、この差は大きくなりますよ。
断熱気密は「数字の先」を見る
UA値0.28、C値0.3以下、断熱等級6・7。
これらは決して自己満足の数字ではありません。
冬の朝の寒さ、光熱費、家の寿命、そして何より「家で過ごす時間の心地よさ」に直結するものです。
家づくりを考えるとき、ぜひ「その性能で、どんな暮らしになるのか?」まで想像してみてください。
暖かさは、設計図の中ではなく、毎日の生活の中で実感するものです。
建徳では、性能を数字で示しながら、群馬の気候に合った家づくりを続けています。
もし断熱や気密について気になることがあれば、難しい話を抜きにして、いつでも聞いてください。
一緒に「ちょうどいい暖かさ」を考えていけたら嬉しいです。
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