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ブログ性能日記

「群馬 工務店」 薬剤を使わない、シロアリ予防。エコボロンPRO+アルトリセットの防蟻の考え方

だんだんと春の季節になってきました。

暖かくなり、過ごしやすくなりますが、この時期は花粉もすごくなりますよね。

私は先週耳鼻科に行き、薬をもらってきましたが外に出るのが怖いです・・。

本日は「エコボロンPRO+アルトリセット」と「eことアル工法」について、現場目線で噛み砕いてお話ししたいと思います。

家は家族を守る。
建徳の「6つの高品質」宣言 防蟻性能その2

前回の続き


薬剤を使わない防蟻の考え方

「薬剤を使わない」って、何もしないって意味じゃない

まず最初に、ここは誤解が多いので言い切りますが、「薬剤を使わない=防蟻をしない」ではないです。

むしろ逆で、「薬に頼り切らずに、家の弱点をつぶしていく」という発想に近いです。

あなたが不安に思うのはこんな感じではないですか?

・小さい子がいるので、室内に残るものが心配

・ペットが床を舐めたりするから、できるだけ刺激は減らしたい

・昔の防蟻のニオイが苦手だった

・「効き目が切れたらまた撒く」のが、ずっと続くのが不安・・等

シロアリは怖い。

でも、家の中に強い薬のイメージが残るのも嫌。

だからこそ、建徳では「家族の暮らしの安心」と「害虫への対策」を両立させるために、エコボロンPRO+アルトリセット(eことアル工法)の考え方で防蟻を組み立てています。

シロアリが寄ってくる家の共通点?

そもそもシロアリは「木が好き」というより「湿った環境が好き

よく「シロアリって木を食べるんですよね?」と聞かれます。

もちろん木も食べます。

でも現場で怖いのは、湿気が溜まって木がじわっと湿ったときに、一気に条件が揃うこと。

例え話をすると、カチカチのフランスパンを毎日かじるより、しっとり柔らかいパンの方が食べやすいですよね。

シロアリも同じで、乾いた木より、湿って柔らかくなった木の方が「食べやすい」んです。

だからお家の防蟻って、白アリ

だけの話じゃなくて、床下の湿気・結露・水漏れとセットで考えないと危ないんですね。

エコボロンPRO+アルトリセットの役割分担

名前だけ並ぶと分かりにくいので、役割をシンプルに整理します。

・エコボロンPRO:木材側を食べ続けられない状態にする
空間に強いニオイで追い払う、というより、木そのものを守るイメージです。

・アルトリセット:侵入経路(通り道)を減らす・止める
シロアリが入りやすい“隙間”や“取り合い部”を、納まり(部材の合わせ方)も含めて詰めていく考え方。

つまり、木を守る(エコボロン)+入口をつぶす(アルトリセット)の二段構え。

べた基礎でも怖いのは「配管まわりのスキマ」

べた基礎でも、防蟻の成分がどうこうより、被害の入口になりやすいのは、

・配管の貫通部(基礎を貫くところ)

・基礎と土台の取り合い

・勝手口や土間と木部の境目

・基礎の物を立てかけたり等です。

図面では線一本なんですけど、実際はコンクリート・木・金物・断熱材・気密部材が密集します。

混雑が多いほど、スキマが生まれやすいので、その1mm〜数mmが、シロアリには十分な入口になってしまいます。

例えば、防犯で窓に鍵をしてなかったら、窓が少し開いてたら意味が薄い…みたいな事です。

防蟻も同じで、材料と納まりがセットじゃないと、安心感が続きません。

eことアル工法の流れ

eことアル工法の「どこで差が出るか」

細かい施工手順を全部書くと専門用語だらけになるので、あなたがイメージしやすい形に絞ります。

ポイントは「最初にやるべき順番」です。

① まず木部を守る(エコボロンPROの考え方)
土台・大引き・根太など、シロアリが狙いやすい木部に散布。

(配管周り、基礎内側部分ももちろん散布します。)

② 次に通り道を潰す(アルトリセットの考え方)
基礎外周部(外面)の土壌に散布。

(ぐるっと一周し、雨などでも流されません)

③ 仕上げとして「床下がジメジメしない条件」をつくる
防蟻は材料施工で終わりじゃなく、床下の湿気が上がる要因(排水・換気・結露)を減らす設計とセットで成立します。

この順番が崩れると、「材料はいいのに、弱点が残る」という一番もったいない状態になりやすいのです。

住んでからの「湿気トラブル」が本当に怖い

新築時にきっちり対策していても、住んでから湿気が上がるとリスクは上がります。

原因として多いのは、

・夏のエアコン

・窓周りの雨仕舞い

・床下換気等です。

ここはハッキリ言いますが、「防蟻をやったから一生安心」ではないです。

だからこそ、設計(点検口の位置、床下に入れる計画)や施工、湿気が溜まりにくい断熱気密の考え方が重要なんです。

打ち合わせのチェック基準

シロアリ対策(防蟻)を比較するとき、細かい成分表を見るより、まずはこの4つだけ押さえてください。

① 何を塗布するのか?
高気密が主流の中、揮発はどの程度?化学物質は?発がん性は?

施工範囲が明確か
配管まわり、基礎の貫通部、土間と木部の境目。ここを弱点として挙げられるか。

③ 湿気の目配りがあるか
床下の湿気・結露・水漏れの想定があるか。防蟻だけ切り離して話す会社は、将来リスクの説明が薄いことが多いです。

④ 点検しやすいか
点検口の位置、床下に入れる計画。住んでからの“早期発見”は、結局ここで決まります。

まとめ:自然素材の防蟻で大事なこと

薬剤に頼らない安心は、「施工の丁寧さ」と「湿気を考えた設計」でつくる

「薬剤を使わない安心」は、派手さじゃなくて地味なところです。

・木を守る(エコボロンPROの考え方)

・入口をつぶす(アルトリセットの考え方=eことアル工法)

・床下をジメジメさせない(結露・水漏れ・換気の目配り)

・点検できる(住んでからの小さな異変を拾える)

防蟻は白アリの話に見えますが、実は暮らしの安心の話です。

ご家族が気持ちよく暮らすために、見えないところほど、こだわるです。

よく聞かれる質問

Q:新築でもシロアリ対策は必要?
A:必要です。新築は木が新しいから安全…ではなく、床下の湿気条件や侵入口の有無でリスクが決まります。特に配管の貫通部や土間と木部の取り合いは、新築でも入口になりやすいので要注意です。

Q:薬剤を使わない防蟻って、効果が弱い?
A:何で効かせるかが違うだけです。木材側を守る(エコボロンPROの考え方)+侵入経路を潰す(アルトリセットの考え方)のセットで成立します。

Q:点検はどれくらい大事?
A:かなり大事です。住んでからの小さな水漏れや結露は気づきにくいので、床下を点検できる計画(点検口の位置、入れる環境)があると早期発見につながります。


有限会社建徳(けんとく)は、群馬県沼田市を拠点に、前橋・高崎・渋川など県内全域で注文住宅を手がける工務店です。

私たちは、耐震等級3(許容応力度計算)と、高気密高断熱(目標:UA値0.28/C値0.3)を軸に、完成してからは見えなくなる部分(構造・断熱・気密・防蟻)まで丁寧に整える家づくりを大切にしています。

不安を煽るより、ちゃんと判断できる材料を増やす。

建徳はそこを一番大事にしています。


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2026/03/18  | ブログ,性能,日記